稼働音が静か!霧が細かいから舞茸を濡らさず加湿できる
埼玉県 まいたけ生産者 野本さん
導入時期:2013年~ 設置台数:霧風10台(累計)
埼玉県 まいたけ生産者 野本さん
導入時期:2013年~ 設置台数:霧風10台(累計)
埼玉県加須市でまいたけを栽培している彩北きのこセンターの野本さん。JAに勤めていましたが“自分で農業をしたい”と奮起し、半年ほどきのこのビン栽培について学んだ後に起業しました。菌種供給会社から当時珍しかったまいたけの栽培を勧められ、栽培に挑戦。以来約27年間まいたけを栽培し続けてきました。そんな彩北きのこセンターで、ニッポーの霧風が活躍中です。
まいたけ栽培の特長について教えてください
まいたけは雑菌に弱く育てるのが難しいきのこです。ただ、可食部が銀杏の葉のように広がるので、エリンギなど他のきのこに比べ姿形の崩れが分かりにくく、出荷までの生育の調整が容易というメリットがあります。弊社はビン栽培のため、株元からスポンと綺麗に収穫することができます。
超音波加湿器「霧風」を導入してみていかがでしょうか?
以前は遠心式加湿器(※1)を使っていたのですがファンの音が大きいという悩みがありました。そこで知り合いのきのこ農家さんに紹介してもらったニッポーの霧風を導入してみたところ、音が静かなのでとても気に入っています。
※1:遠心式加湿器とは、モーターの回転を利用して水と空気を吸い上げ、遠心力で霧化し、噴霧します。見た目がダルマに似ていることから「ダルマ式加湿器」とも呼ばれています。
霧風の吹き出し口はダクトホースタイプとパイプタイプから選べるのですが、弊社ではダクトタイプを選び下向きに設置しています。床を湿らせて水分を蒸発させ、室内の湿気を上げるためです。また(まいたけはきのこを濡らさないように育てる必要があるのですが)超音波式なのでとても細かい霧が出せます。きのこを濡らさずに加湿できる点も非常に良いですね。
メンテナンスとしては、自動洗浄機能を利用して水槽内を清潔に保っています。振動板に溜まる胞子や汚れは筆を使ってこまめに掃除しているためか、故障もなく長持ちしています。
今後の展望
まいたけを仕入れてくれているお蕎麦屋さんや、直接買いに来てくれるお客様に美味しいまいたけを食べてもらうために、これからも元気に栽培を続けていきたいと思っています。