日射量で遮光カーテンの管理ができる!
栃木県 トマト生産者 堀越さん
導入時期:2018年8月頃、設置台数:ハウスナビ1台
栃木県 トマト生産者 堀越さん
導入時期:2018年8月頃、設置台数:ハウスナビ1台
栃木県足利市のトマト農家・堀越さんは建設業界の現場監督から農家に転身して約25年のベテラン農家。大玉トマト「かれん」、中玉トマト「フルティカ」、ミニトマト「イエローミニ」「ロッソナポリタン」を栽培。目標であった法人化を叶え、現在は「bumper crops」の代表取締役を務めています。“攻めの農業”をモットーに日々新しいことに挑戦しており、最近では土耕栽培からポット栽培に切り替え、新しい栽培方法に挑戦中。土耕栽培では4,000~5,000本だった苗が、ポット栽培では10,000本定植できるようになったそうです。今回は、5年前にハウスナビを導入したベテラン農家が日々どのように活用されているのか取材しました。
ハウスナビは日々どのように役立っていますか?
一番は人為的な仕事量が削減できていることです。夜間のハウスの管理もできるので、ハウスに足を運ぶ回数が減りました。周りの農家仲間も続々とハウスナビを導入し『ハウスナビユーザー』が増えてきたので、仲間同士で便利な機能を教え合ったりしています。ハウスナビは私達の様な規模の農家が導入するのにちょうど良い価格帯だと思います。
ハウスの暑さ対策はどのようにされていますか?
春~夏は遮光対策に重点を置いて管理しています。私のハウスは遮光と保温の機能を備えたカーテンで、内側は保温性に優れたアルミ、外側は遮光率に優れ“ハウス内温度が5~6度下がる”と言われるタイベック素材です。そのため、日射量でカーテンを管理できるハウスナビと相性が良いです。温度で管理する機器が多い中、日射量で遮光しハウス内の温度管理ができるのはうれしいですね。
また、ポット栽培では潅水量を絞るため、蒸散量に対して潅水量が少ないと作物が萎れてしまいます。そうならないように遮光カーテンで蒸散を抑えています。強引に光合成をさせないことが大事です。
今後の展望
6次産業化に挑戦してみたいです。今は昔に比べて冷凍技術が上がっているので、ハウスで収穫した作物を冷凍加工して保存し、トマトソースや、100%トマトのかき氷などを作ってみたいですね。