就農時からハウスナビを活用!ハウス内環境を数値で管理
宮崎県 ピーマン生産者 織田さん
導入時期:2022年 設置台数:ハウスナビ2台
宮崎県 ピーマン生産者 織田さん
導入時期:2022年 設置台数:ハウスナビ2台
就農前の織田さんは都内のイタリアンレストランでシェフとして働いていましたが、病を機に以前から興味をもっていた“食材を作る農業”という仕事に就こうと心機一転。2021年、45歳のときに地元千葉県から宮崎県西都市へ移住。ピーマン農家での研修や、JAの就農トレーニングを1年間受けた後に独立就農。試行錯誤を繰り返しながら、初年度に平均反収を超える18tを収穫し、表彰されました。そんな織田さんは、就農した頃からニッポーのハウスナビを利用しています。
ハウスナビを利用したきっかけはなんですか?
2022年7月より移住就農者向けに新設されたビニールハウス(※1)で就農トレーニングを始めたのですが、既存の設備としてハウスナビが設置されており、研修時から栽培環境をモニタリングして数値で管理することの重要性を学んでいました。(※1)一定期間リースした後、そのハウスを所有できるという就農支援制度
使用した感想
ハウス内の制御をすべて(ハウスナビに)任せることができ、収穫など他の作業に集中できることが大きなメリットだと感じています。とても省力化できています。また、ハウス内環境を数値で確認できるため作物の生育状況と照らし合わせ、その結果を次の設定や栽培管理に活かします。「なぜ今作物がこのような状態なのか?」原因を数値とグラフで追及できます。
私はクラウドサービスを利用しているので、毎日朝と夜にスマートフォンでデータを見て、設定の見直しをするようにしています。最初は難しいと思いましたが、慣れてくると楽しくて、今では「もっと色々な機能を使いこなしたい!」との意欲に満ちています。(ハウスナビは)新規就農の方にもおすすめの機器です。
今後の展望
収量アップを目指し、今後は飽差にも着目していきたいと考えています。万願寺とうがらしなど、ピーマン以外の栽培にも挑戦してみたいですね。また、これから農業を始めたいと考えている方に自分の就農体験を通して情報発信をしていきたいです。やりたいことが沢山あって、日々楽しいです!